がんばりたくない日々

楽しいことと考えることと趣味と

花に嵐

桜が咲いたと思ったら寒いし雨だし。花見をしたいと思ったりもしたけど散るんじゃないでしょうか。ままならない。

 

年度も変わり先輩もいなくなりバイト先も潰れなんだか悲しいです。

さよならだけが人生だと思います。また来る春なんてさよならのためのバネでしかありません。大切な人に盃を満たされたところで希望も腹も膨れずただ悲しみが膨れるだけです。

私は一人っ子ですが兄弟姉妹が欲しいとずっと思っています。単純に同年代の人と暮らす楽しさへの憧れもありますが、それ以上に人生において切れることのない、死ぬ時期も近い人間がいるのっていいなって思うんです。

恋人とかがそうなってくれればんですけどね。私は悲観的なので離婚離別その辺りの言葉が常に頭に浮かびます。

そういう意味では義兄弟なんて言葉も羨ましく感じます。盃を交わし誓う。ある種の結婚ですね。ヤのつく世界はブロマンス。もんもんの桜は散らないですし。

 

離婚も転職もなんだか昔以上に気軽な言葉になった気がします。いや昔を知らない若輩者ではございますが。自立、個人、自由なんて言葉は強者のためにあるので私のような個性もなく自己愛だけ強い人間には息苦しい。ゆるりと不可抗力の集団に埋もれて集団の幸せを自分の幸せと勘違いしながら死んで行きたい。寂しさも感じずに。

 

物悲しい気分ですが現実は否応なしに新生活を強いてくるもので、この感情に浸っている暇なんてないんでしょうけどね。

 

悲壮と堕落とに身をやつしたところで誰も構ってなんかくれませんで。がんばろうな。がんばるしかないんだ。その先に何かあるのかしらんけど。